今日も独りで立ち話

ポンコツ博士課程の院生が思ったことをそのまま書くブログ

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【非推奨】 研究発表のためのプレゼンの作り方

 

そろそろ卒論や修論の季節ですね

 

かくいう私もただいま絶賛プレゼン作成中です

 

 

卒論発表や修論発表は自分の研究生活の総決算なので

一段とプレゼン作成に気が入るかと思います

 

 

 

見やすいプレゼンを作りたい

 

理解されるようなプレゼンを作りたい

 

美しいスライドを作りたい

 

 

誰しもプレゼン作成中はこんなことを考えているわけです

 

 

そこで

 

【必見】プレゼン作成のコツとおすすめデザイン

 

 

とかいうブログが書けたらよかったのですが

 

自分はプレゼン作成が非常に苦手なのでできません笑

(このブログの文章のデザインが見づらいことからもわかると思います…)

 

プレゼン作成苦手な人が送る

 

【真似たらやばい】プレゼン作成の進捗が遅れる方法

 

 

について書こうと思います

 

これを読んだ人はぜひ真似しないようにしましょう

 

 

目次

 

 

 

 

 

 

 

1.  配色にこだわりだしたらオワリ

 

色使いは人間の視覚に訴える要素が非常に大きいです

 

色遣いはプレゼンの雰囲気を決定づけると言っても過言ではありません。

 

したがって

 

 

プレゼンにおいてどんな色使いをするか

 

 

というのは非常に大事になってきます

 

こんな風に無駄に使う色が多いと

目がチカチカしてかえって見づらくなってしまうわけです

 

 

参考書やノートに色とりどりの蛍光ペンで線を引いて

かえってどこが大事かわからなくなるのに似てますね

 

 

プレゼン作成では使う色は4色にするのがいいと言われています

 

・背景色

・メイン色

・文字の色

・強調色

 

の4つですね

 

 

ベーシックなスライドデザインでは

 

背景色:白

文字の色:黒

 

は確定しているので

 

メイン色

強調色

 

この2つを何色にするかで個性を出すわけです

 

ほとんどの人は適当に感覚で色を選ぶのですが

 

ここにこだわりだした人間は「色彩論」について勉強を始めます

 

 

 

色相環だったり、色の与える心理的な影響だったり…

 

適切な色の系統を選んで…

 

明度や彩度にもこだわって…

 

無駄な時間を延々と過ごすことになってしまいます

 

配色なんてある程度でいいので

こだわるのはスライドが完成してからにしましょう

 

 

 

 

 

2. フォントにこだわりだしたらオワリ

 

 

大学によっては指定があると思うのですがない場合の話です

 

色と同様に文字のフォントも

スライドの見やすさ
スライドの雰囲気

に大きく影響します

 

見やすくて美しいフォント


を使うと


なんだか自分のプレゼンもちゃんとしたものに見えてくる気がしてきます

 

 

「プロポーショナルフォント」


「セリフ体・サンセリフ体」


などを調べたことがある人は要注意です

 

こうして一度フォントにこだわりだすと

 


MS Pゴシックは汚い!!!!

 

メイリオは読みやすいけど、なんか丸っこい!!!!!

 

游ゴシックはきれいだけど、ちょっと細い!!!!

 

ヒラギノ角ゴ? そんなフォント知らんぞ!!!!

Mac標準搭載なのかよ。Macせこ!!!!!!

仕方ないからフォントだけ買うか…たけえ!!!!!!!!!

 

 

 

みたいなこじらせ方をしないためにも

 

 

 

 


無難にメイリオ・Arialとかにしておきましょう


フォントなんてこだわりすぎたところで仕方ないです

 

 

 

 

 

 

3.アニメーションにこだわりだしたらオワリ

 

 

パワーポイントにはアニメーション機能があります

 


文字や画像が現れたり、消したり、移動したり、と

適切な設定をすることでプレゼンを印象的なものにできます

 

 

研究の分野によってはプレゼンに使用しないことが

暗黙のルールになっている場合もあるのですが

使用した方が相手の記憶にしっかりと残るものができます

 


ただ、特に必要のない部分でやたらとこだわるのだけはやめましょう

 

例えば

 


画像が上に動いて、元の位置に説目文が順次あらわれて…

文字の表れわれるタイミング、消えるタイミングを調整するためにアニメーションの時間を設定したり…


といったことは避けたほうがよいでしょう

 

うまく使えば、本当にスタイリッシュでいいプレゼンになるんですけどね…

 

 

 

 

 

 

4.パワーポイントを疑いだしたらオワリ

 

 

だいたいこれは

 

プレゼン作り方

 

とか

 

プレゼンおすすめ

 

で検索して、アップルの創始者スティーブ・ジョブズの

すばらしいプレゼンを見た後に起こりがちな現象です

 

研究発表では仮にフォントやフォーマットの指定がなくても

パワーポイントを使うことは指定されています

 

しかし

ジョブズはkeynoteを使っていますし

アントレプレナーはピッチのためにpleziを使ったりしています

 

パワーポイントは演出がもっさりしていて、プレゼンに疾走感が足りない…


keynoteやpleziならもっとかっこいいプレゼンが作れる…


このご時世にプレゼンにパワーポイントって時代遅れ…

 


このようにパワーポイントってプレゼンソフトとしては微妙じゃないか?

と疑いだすと、見慣れた画面がだんだんと嫌になってきます

 

 

プレゼンソフトは向き不向きな点はそれぞれありますが

 

だからと言って良いプレゼンが作れないというわけではないので

 

パワーポイントに責任を投げるのはやめましょう

 

 

 

 

 

 

 

最後に

 

 

プレゼン発表をして一番つらいのは

 

 

自分の発表が相手に伝わらないことです

 

 

発表前は質問が出ないほうが楽でいいや、とか考えがちですが

発表が終わって、質問が全くでないと非常に精神的にキツイです

 

 

質問が出ないということは

自分の1年間あるいは3年間の成果に

誰も興味も理解も持たなかったということになるからです

 

 

自分が今まで捧げてきた時間・努力・熱意が

聞いていた人にとっては、無かったのと同じにされてしまいます

 

 

ですので、確かにスライドの見た目にこだわることはある意味有効であると言えます

美しいスライドであれば、それなりに内容を伝えることができるからです

 

 

しかし、忘れてはいけないのはプレゼンで大事なのは中身である、ということです

 


ストーリーがしっかりしていて、適切な図があれば

少々デザインが汚くても、人は興味を持って聞いてくれます

 

 

もし、人に伝わる良いプレゼンを作ろうと思ったら

上の4つにはこだわらずに

まずは発表のストーリーからじっくり考えるようにしましょう

 

 

 

プレゼン発表を作るうえで自分がよく使うサイトを貼っておきます

 

 

伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン

 

スライドのデザインの方法を0から教えてくれます

最初はこのサイトのおすすめをそのまま真似しておけば間違いありません

 

【プレゼン】見やすいプレゼン資料の作り方【初心者用】

 

スライド形式で実例を交えながら、見やすいスライドデザインについて説明してくれるので

自分のスライドがなぜ見にくいのかを考えながら参考にしましょう

 

[ HUE / 360 ] The Color Scheme Application

 

色相環に基づいて、見やすい色の組み合わせを選べるサイト

色で迷ったら、ここでちゃっちゃと色を決めてしまいましょう