今日も独りで立ち話

ポンコツ博士課程の院生が思ったことをそのまま書くブログ

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センター国語の裏ワザ

今年のセンター試験が実施されてからもう大分時間が経ってしまったが

自分が大学受験のために勉強していて発見した
センター国語の裏ワザでも書いておこうと思う

 

ちなみにセンター国語でなくても
多少は使えるので、最後の神頼みに使ってみても良い

 


その名も

 

 

「イオの法則」

 

 

 

 

 

イオの法則とは

 

 

 

イオの法則とはセンター試験国語の現代文において
だいたい最後の設問の攻略法である

 

センター国語は1問の配点が高く(だいたい8点くらい、、、のはず)

 

センター国語で8割取ろうと思ったら
合計で4、5問しか間違うことができない

 

9割なんてほぼノーミスだ


そんな状況で答えがわからないとなると
今までの努力が水の泡になってしまう!!!!

 


現代文の最後の設問はだいたい


「本文の内容と正しいものを次の5択から2つ選べ」

 

というものであるが、これがまた難関なのである

 

なぜなら、最後の設問は本文すべてを対象にしたものであり

そんなもの受験勉強の初学者には荷が重すぎるからだ

 


前置きが長くなったが「イオの法則」とは

 

そんな最後の難関を突破するための

初学者達を救済する必殺の呪文である

 


「イオナズン」より威力は低いものの
初心者にとっては「イオ」は十分な威力なはずだ

 

 

その中身とは

 

 

5択の選択肢のうち2番目と5番目が正解

アイウエオだとイとオが正解なので、イオの法則

 

 

・・・・・はい、そこ怒ってブラウザバックしない!!!

 

 

これにはきちんと根拠があるのだ

 


国語の問題らしく問題の「作者の気持ち」になって考えてみて欲しい

自分が問題の作者ならどこに答えを配置するだろうか

 

 


パターン1 アとイ

 

 

これが愚策であることは簡単に想像ができるだろう

 

最初の2つを正解の選択肢にしてしまっては
受験生をひっかけることができない

 

すぐ正解を導いて次の問題に移ってしまう

 

こんな問題を作った日にはどこぞのインターネットで

 

 

「今年のセンター簡単すぎワロタwwwwww」

 

とか叩かれるに決まっている

 


パターン2 エとオ

 

 

なるほど、アとイに比べると上策に思える

 

しかし、世の中にはひねくれた人間が一定数いる

 


…そう、後ろの選択肢から読むのだ

 

 

こうなってくると
エとオもあまり優れた選択ではない

 

パターン3 ウとエ イとウ

 

今度はひねりを効かせて真ん中に固めてみる

真ん中なら前から攻めても、後ろから攻めても効率的には変わらない


これが一見ベストに見える


しかし、受験生は本番で成長していく生き物だから
問題文を読み込んでいくほど能力がサイヤ人のように上昇してしまう

 

真ん中に固めると覚醒して能力がピークに達したところで対処する羽目になる

 

こうなるといくら配置が効果的だと言えども
受験生の点数を削る目的としては不適当だ

 

 


こうした過程を経て生まれるのが
必殺の布陣「イとオ」なのだ

 

 

 

 


イとオのすごさ

 

 

イとオは一見アンバランスに見えて、よく見ると隙が見当たらない

それを解説しよう


イは2番目に位置する選択肢である

2番目というのは実は妙手なのだ


受験生は1番目の選択肢を読む


ああ、答えはどれだろうか
1番目は怪しいが、まだ4つも選択肢があるから気も抜けない


などと考えながら、2番目の選択肢を読む

 

これは答えのような気がするが、なにせあと3つも選択肢があるので

ここで答えだと断定するのはいささか気が引けてくる

 

これで2番目がなかなかいぶし銀な働きをすることがお分かりいただけたと思う

 

 

これにオという選択肢を組み合わせるとどうなるだろうか


オという5番目の選択肢は最後の砦である

 

受験生はこの選択肢にたどり着くまでに、4つの選択肢と格闘してきている

もう頭は疲れ果てボロボロだ

 

もう正解の選択肢を読んでも、それが正解かわからないし

イが正解がどうかも、朦朧とした意識でははっきりと判別ができない

アもウもエもますます怪しく見えてくるのだ


逆から読むひねくれ者にも同様の効果があることは自明だ

 

この説明で「イとオ」の選択肢が鉄壁の布陣であることはお分かりいただけたと思う

 


これを逆手に取ったのが必殺の「イオの法則」である

 

これで受験問題を作製してきたプロの思考を颯爽と欺くことができる

 

この法則を知っておけばセンター国語の高得点は約束されたようなものだ


志望校合格がぐっと近くなることは想像に難くない

 

 

は? 6択から2択てのがあるんですけど???

 


大丈夫だ

6択から2択でも「イオの法則」は十分通用する

 

ただ、少し効力は弱まっていて
他のパターンがあることも知っておいて欲しい

 

頻度順に書くと

 

最強のコンビネーション イとオ

 

6択固有の選択肢 アとカ

 

5択では悪手とされる ウとエ

 

の3パターンだ


詳細な解説は時間の都合上、ここでは省略させていただくが

 

イオ>>アカ>>>ウエ

 

くらいの強弱だと思っていただいて構わない

 

 

最後に

 

 

まあ、お分かりの通りこんな法則に従えば

高得点取れるってわけではないんですけど

 

 

経験的にこの選択肢の組み合わせパターンは多かった記憶があります

 

時間が足りないとき

答えがわからないとき

 

くらいは頼ってみてもいいかもしれません笑