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ポンコツ博士課程の院生が思ったことをそのまま書くブログ

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【ポケモン】ただひたすらライチュウが可愛いと褒めたたえるだけ

こんにちは

 

一番人気なポケモンって何だと思いますか?

 

 

一般的にはピカチュウでしょう

なんせアニメの主人公ですし、ピカチュウのおかげでポケモンに人気に火が付いたっといわれているわけですし(ソースなし)

 

 

その人気にあやかって

 

ポケットモンスターイエローバージョンなんていう専用バージョンが発売されたり

プラスルマイナン、デデンネ、パチリス、エモンガとかピカチュウみたいなポケモンも毎世代出てきたり

ポケモン界の立役者といってよいでしょう

 

 

 

ただ僕は小学生のころからライチュウ推しでした

あのルックスに一目ぼれしたんですよね

 

初代ポケモンでハナダの洞くつでレベル60くらいのやつが出てきた時の興奮だったり

ポケモンカードはマチスデッキ使ってたし

アニメのライチュウはめっちゃ可愛いし…

 

世間ではライチュウはデブで可愛くなくて需要がないから

ピカチュウは進化させないみたいな風潮があるみたいですが(被害妄想)

そんなことはないと思っています

 

というか

最近の痩せたピカチュウより丸っこいライチュウのほうが可愛いし!!!!!!!!!!!!

 

 

 

ライチュウの基本スペック

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タイプ:でんき

たかさ:0.7 m

おもさ: 21.0 kg

分類: ねずみポケモン

 

 

 

ピカチュウの進化形。ピカチュウより体色が濃くオレンジ色に、手足の先はさらに濃く茶色になる。ただ、腹部は明るい色を残す。尻尾は黒く、細くなったが、先端に稲妻型の部分を残している。雌雄の判別はその先端部が尖っているか()欠けているか()で可能である。色違いの個体の体色は、さらに濃いオレンジ色になる。

全身に微弱な電気が流れており、暗闇の中では僅かに発光していることが確認できる。頬は黄色く、「電気袋」はさらに高圧の電気を蓄えられるようになる。その量は機嫌にも関係し、多いほど攻撃的な性格になる。尻尾はアースの役割を果たし、自分で蓄電量を調節して気持ちを静める行動も見られる。また逆に、尻尾を立てることで空気中の電気を集めることもできる。詳細は明らかにされていないが、巣を作ることは確認されている。その周辺の地面には、電撃による焦げ跡が見られる。

ライチュウ - ポケモンWiki

 

割と攻撃的な性格をしているみたいですね

さすがインド象を気絶させる電気鼠です 

ぼんやり光ってるらしいのは今回初めて知りました

 

まだまだ修行が足りません

 

画像を見るとわかりますが

ピカチュウと比べると体がだいぶ大きくなって

尻尾の形もより雷っぽくなってますね

 

ただ注目してほしいのはそこではありません

 

手です

 

ピカチュウのときにはあった指がなくなって

丸っこくなってます

 

そこが可愛い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

大きくなった体とのギャップがたまりませんね

ちなみにこの短いお手手だと頭の上までは届きません

せいぜい口を隠すくらいです

(まあそれはピカチュウのときから変わらないんですが)

 

本当に抱き心地がよさそう

 

 

ゲームのライチュウ

ポケモンガチ勢ではないので

技構成とかはよくわからないんですがサポート型として

ダブルバトルで使われているみたいです

 

でんきだまが使えないのでピカチュウとも差別化できますね

 

世界大会でも活躍してました

www.youtube.com

 

 

 

 

アニメのライチュウ

 

自分はAGまでしかアニメを見ていないので

ポケモン無印のなかでライチュウが出てきた回について紹介したいと思います

 

今はアマゾンプライムに登録すると無料で見れます

 

画像は全て

 

まずは

第14話 でんげきたいけつ!クチバジム

画像はアマゾンプライムのアニメより 

 

かの有名なイナズマアメリカン クチバジムジムリーダー マチスとのオレンジバッジを賭けた一戦ですね

 

簡単なまとめとしては

マチスのライチュウに挑む者のあっさりやられてしまうピカチュウ

入院中に進化をするかサトシは悩むんだけど、ピカチュウの意志で進化せずリベンジを決意

マチスのライチュウはすぐピカチュウから進化したため

こうそくいどうが使えずピカチュウに翻弄されて

貯めた電気がなくなり、ピカチュウにやられてしまう

無事サトシはオレンジバッジをゲット

 

まあそんなことは置いといて、マチスのライチュウの可愛いとこをまとめますね

 

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マチスのライチュウはピカチュウとの対比やマチスの性格の影響を受けており

最初に出てきたときはガキ大将的な悪役雰囲気がすごいですね

 

いきなり主人公の上位互換でてきたよ…やべえよ…

 

と、当時のちびっこ達に強烈な印象を与えました

 

 

ちなみに鳴き声は

 

ラーイライライ (藤崎マーケットではない)

って感じで可愛らしい声で鳴きます

 

CVは高乃麗さん

 

サクラ大戦のマリア・タチバナ

爆走兄弟レッツ&ゴー!!の鷹羽リョウ

遊☆戯☆王デュエルモンスターズのインセクター羽蛾

 

クールなキャラクターから、なんか憎らしいキャラクターまで

演技の幅が広い偉大な声優さんです

 

初めは高乃さんだとは全然気が付きませんでした

 

 

 

 次のかわいいライチュウはこちら

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ピカチュウにメガトンパンチを浴びせるシーン

画質が悪くて申し訳ないのですが、この「どや」みたいな憎たらしい顔が可愛いですね

ピカチュウと違って、ライチュウはなぜかパンチのイメージが強いです

 

お手手が丸っこいからですかね

 

ちなみにライチュウのお手手はコッペパンみたいとオーキド博士が言っており

後のカードゲームではコッペパンチなる技まで覚えています

 

 

次の可愛いライチュウはこちら

 

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マチスの横でふんぞり返っているライチュウ

なんか偉そうでいいですね

やっぱり手足が短いのが萌ポイント

 

 

次はこちら

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ピカチュウのこうそくいどうに目を回すライチュウ

ちなみにこの前のシーンのピカチュウを目で追ってきょろきょろしてるところも可愛いです

 

 

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貯めてた電気がなくなることにぴっくりするライチュウ

やっぱりかわいい

 

お前あんなに自信満々で偉そうだったじゃん

ってギャップがにくいですね

 

 

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短いお手手で拍手をするライチュウ

マチスのライチュウは偉そうなだけで別に悪い子じゃないんですよね

勝者は素直に褒めるナイスマインド

 

 

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短いお手手を振っているライチュウ

ちなみにこの話の中でここが一番好きです

ライチュウの手をつないであげたい

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

次は無印オレンジ諸島編

第92話 おどる!ポケモンショーボート!

 

アニメの中でもトップ5にはいる大好きな回です

 

簡単なまとめとしては

とある島にポケモンの演劇で人々を楽しませるポケモンショーボートが来ていた

演劇を楽しんだサトシ達は次の島まで乗せてもらうことに

その代わり、一座の一人ケイにライチュウとの付き合い方を教えてほしいと頼まれる

ケイは初めてライチュウと会ったとき、電撃に驚きライチュウを突き飛ばしてしまう

電撃を怖がるケイとそれを察して臆病になるライチュウ

ロケット団の襲撃に対抗する過程でケイとライチュウは無事心を通わせることができた

最後は襲撃で喉を傷めた団長の代役としてケイが舞台を回しサトシ達もショーに出演したのでした

 

 

今回のライチュウの声優さんはわかりませんが

マチスのライチュウよりも可愛らしい声をしています

性格も全然違いますしね

 

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まずはお芝居をするケイ(CV:かかずゆみ)と何故かびびっているライチュウ

マチスのライチュウと違って内向的なところが可愛いですね

耳もペタンって垂れてますし

 

ちなみにケイの見た目も声も可愛いです

こういう子大好き

 

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まだ出会ったばかりで元気だったころのライチュウ

ケイの呼びかけにバンザイしてるのが可愛いですね

 

走ってる姿からもわかるようにやっぱり丸っこいです

こういうとこ見るとやっぱり鼠だなあと思います

 

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ケイに突き飛ばされて涙目のライチュウ

「なんでそんなことするの…?」

と言いたげな顔をしていて、見ているこっちも胸が痛いです;;

 

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ロケット団の襲撃に怯えて、船の端で丸くなるライチュウ

体は大きいけど、この子はやっぱり臆病な子なのがよくわかります

 

手があんまり届いてないところがキュートです

 

 

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爆風に巻き込まれて飛ばされたライチュウをケイが受け止めた後の1シーン

やっぱり電撃を出してしまうのですが、今回はケイは抱きしめたまま

そのときのライチュウの不安げなシーンです

 

ケイの腕にちょこんと乗ってるお手手が可愛いですね

 

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ロケット団につかまって涙目のライチュウ

反則級の可愛さ

抱きしめてあげたい

 

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ケイと和解できたライチュウ

ようやく仲良くなれて目がキラキラしてます

 

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ロケット団をメガトンパンチで吹っ飛ばすライチュウ

小さいお手手ですがパンチの威力は強力

 

ちなみにこのシーンを見て

ポケモン銀で使っていたライチュウにはばくれつパンチを覚えさせてました

役に立ったことはあまりないですが笑

 

 

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ケイに団長の代役を促すライチュウ

この前のケイを前に押す仕草も可愛いですし

このシーンのぴょんぴょんジャンプしてるのも可愛いですね

 

 

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ポケモンショーに出演したライチュウ

ケイと和解できてよかったね

 

 

 

おわりに

 

とりあえずライチュウが可愛いことを伝えたい一心で書きました

久しぶりにアニメを見返していたら、ぬいぐるみが欲しくなってきたので今度買おうと思います

 

ちなみにポケモンの初代はアマゾンプライムで見れるんで

ポケモンショーボートだけでも見てください

 

ライチュウが本当に可愛いので

 

僕の好きな女性のタイプにまで多大な影響を与えたアニメキャラ達

こんにちは

 

僕はアニメが結構好きです

 

小さいころから色々なアニメを見ていたので

当然、好きなキャラ嫌いなキャラがいました

 

その中でも僕の好きな女性のタイプにまで影響を与えてしまったアニメキャラのことでも思い出そうと思います

 

そもそもアニメキャラにガチ恋してた時期があったせいで、声フェチになってしまったんですよね…

 

 

1. 神谷薫 (るろうに剣心)

 

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神谷薫(C)和月伸宏/集英社

 

まずはるろうに剣心の神谷薫です

 

袴姿に長い黒髪をポニーテールにしてリボンをつけた和洋入り混じった服装

性格はおてんばで、気が強いのか弱いのかよくわからない感じ

料理は壊滅的に下手で、道場の跡継ぎで師範代

そして、美少女

 

この見た目が特に好きで、袴とリボンと竹刀の組み合わせが子供ながらに最高にツボにはまった

 

足す

 

サクラ大戦のCMに出ていた真宮寺さくらと同一人物だと完全に勘違いしてしまっていた時期もある

当然、真宮寺さくらも好きなのだが本編のゲームをやったことがないので見た目に惚れたことになる

 

今の自分が基本的にインドアなせいもあるけど

こういう元気で、振り回すタイプの女の子が好きになったのは神谷薫のせいなのは間違いない

 

 

2.アリス (アリスSOS)

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昔NHKで放送されていた天才テレビくんの枠内で放送されていたアリスSOSのアリス

 

これも完全に見た目にやられたキャラ

アニメ内ではほとんど出番もないし、しゃべらないからね

声優は豊口めぐみさんでめっちゃ豪華なのにね

 

でも、わずかな出番で「めちゃくちゃかわいい…」と、少年だった自分の心を持っていくすごい子

 

 

特にかわいいよ、やべえよやべえよってなった場面は

実は本編ではなく、オープニングの影絵のシーン

 

豊口さんが歌ってるSOSに合わせて、アリスが踊ってるんだけど

これが顔を見なくてもこっちに可愛さが伝わってきて、本編であの見た目なんだからそりゃ恋におちますよね~~~~~~~~~~~~って感じ

 


Alice SOS op

 

特に

この人だけは~~~~

のくだりのとこからの踊ってるアリスがめっちゃ可愛い

 

何回でもリピートして見ていられますね

演出が細田守さんなので、そりゃセンスいいですよね~~~~

 

多分、料理の国でSOSだったと思うんだけど

アリスがオムレツかなにかにされて、食べられそうになるシーンは変な性癖をこじ開けられそうになったのをよく覚えている

 

 

 

実はアリスSOSにはもう一人好きなキャラがいて、どっちについて書くか迷った

芦川 ゆかりである

 

おしとやかなお嬢様で見た目も可愛くて、相手の問題にもバンバン答えて

みたいな王道お嬢様キャラなんだけど、どっちが心に深く刺さっているかというとアリスかなーってことで、アリスについて書きました

 

ゆかりさんの影響で女の子で「ゆかり」って名前だけでときめくようになってしまったのだけども

 

そんなこんなで

アリス(とゆかりさん)のせいでおしとやかなお嬢様タイプもすごいツボになってしまった

あとは金髪もすごいツボ

 

現実にあんな感じの子がいたらすごく目立つんだろうけど、可愛いから仕方ない

 

3.小泉みゆき (どっきりドクター)

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昔、やっていたアニメ「どっきりドクター」のヒロイン

 

 

この小泉みゆきというキャラクターは wikipediaの説明をそのまま貼ると

声 - 桑島法子
本作のヒロイン。25歳。白ばらクリニックの看護婦で、はるかの幼馴染であり婚約者。なんだかんだ言いながらもはるかのことは一筋に愛しているが、常識人でツッコミ役に回ることが多い。非常に美人で小さい頃から男女問わず人気があった。胸が小さいのが悩み。

 

という今でいう王道のツンデレキャラである

桑島さんの声がすごくあってて素晴らしいと思う

桑島さんが好きだから好きなのか、キャラクターが好きになったから桑島さんが好きになったのかは定かではない

 

ビジュアルはミニスカ白衣という男の妄想そのままだし

胸が小さいのが悩みといいつつ、そんなに小さくなくない?

 

まあ二次元キャラクターの胸が小さいは小さくないのはあるけども

 

 

当時にツンデレの概念があったのかどうかは

さすがに知らないんだけど、強力な個性にメロメロになってた記憶がある

 

結局、自分は気が強めの美人系が好きなんだろうね

 

どっきりドクター自体はドダバタちょいエロギャグコメディで

よくゴールデンタイムに放送してたなって感じのアニメ

今見ても面白いと思う

ただDVDが発売されてないので、なんとかDVD化してくれないかなと心待ちにしている

 

 

OP、EDがいい曲なので今でもカラオケでたまに歌うけど

同じようなオタクでも知らないことがあって一人の時じゃないと歌えない

 

EDはI wishのほうが好き

なんか哀愁漂う感じがたまらない


Dr.Dokkiri OP HD


Dr.Dokkiri ED1 HD

 

 

4.遠山和葉 (名探偵コナン)

 

 

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名探偵コナンから遠山和葉(CV宮村優子)

 

自分を関西弁萌にした元凶

関西弁キャラはたくさんいるけど、間違いなく遠山和葉の影響でこうなった

 

気さくで明るくて意地っ張りだけどやきもち焼き

お化けとか雷が苦手というギャップ

 

見た目も可愛い

 

改めて見ても魔力がすごい

少年の心をつかんで離しませんよね~~~~~~~

 

 

そして声優はエヴァのアスカで有名な宮村優子さん

 

お前、キャラじゃなくて声優が好きなんじゃね?

って言われると強く否定はできないけど、声もキャラの魅力のひとつだし仕方ないね

 

宮村さんも気が強い女の子を演じるとピカイチですよね

 

ホント好き

 

 

 

5.フィーネ (ゾイド -ZOIDS-)

 

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ZOIDS のヒロイン  フィーネ・エレシーヌ・リネ(CV大本眞基子)

少年時代編ではミステリアスな美少女

GF編ではなぜかグラマーな女性に成長

性格はどっちかというと天然

 

ちなみに漫画版は黒(緑)髪

 

子供のころの理想のヒロインで行動も声も可愛いし

バックの出自とかも魅力的だし

完璧なキャラクター

 

自分がオタクになったのはこの子のせい

 

子供のころはフィーネみたいな女の子と結婚したいと思っていた

(今も思ってるけど)

 

語彙力が貧弱すぎて

フィーネの可愛さをうまく表現することができない

とにかくかわいいからZOIDSを見てくれとしか言えない

 

 

 

フィーネが好きすぎて

声優の大本眞基子さんも好きになったので

この人がアニメに出るときは欠かさず見ていた

(コレクターユイとかカービィとか)

 

戦国無双では稲姫ばっかり使ってたし笑

 

とにかく癒しボイスなんですよね~~~~~~~~~~

耳が幸せなんじゃ~~~~~~~~~~~~~

 

最近はあんまりアニメには出ていないみたいで悲しいし

知名度的にはカービィとかネスの人みたいになっているけど

たまには普通の女の子のキャラクターをやってほしい

 

ZOIDSのブルーレイが出てるんだけどお金がなくてまだ持ってません

早く買いたい…

 

マンガ版の続きを上山道郎さんがホームページで書いてたんだけど

ホームページが見れなくなってしまった

 

別冊のほうはなんとか見れるんだけどね

 

仕事がひと段落したら続きを書いてくれそうな感じなので気長に待ってます

 

 

終わりに

 

改めて眺めてると

気が強くてお姉さん系キャラクター

おっとり天然癒し系キャラクター

が極端に好きなんだと再認識しました

 

現実でもこんな女の子が彼女になってほしいです

 

 

おわり

映画「君の膵臓をたべたい」を見てきたので感想(ネタバレあり)

先日、映画「君の膵臓をたべたい」を見てきました

 

インパクトのあるタイトルですし、話が面白いらしいと聞いていたので

原作を買おう、買おうと去年から気になっていたのですが、イマイチ気分が乗らず後回しになっていました

 

攻殻機動隊の映画を見ようと思っていたのに、気が付いたら上映が終了していた反省を踏まえて、思い立ったが吉日と先に映画を見に行ったわけです

 

僕は実写咲の映画を見てまして↓

 

 

www.tachibanashi.com

 


 

そのおかげで浜辺美波の大ファンになっており

たとえ映画が面白くなくても、浜辺美波が動いているところを見れたら、それで十分だろうと

 

特に期待をするわけでもなく、普通のテンションで鑑賞していたわけですが

 

結論から言えば、途中から泣きっぱなしでした

 

 

ストーリー自体は割と王道進行でしたが

僕の涙腺はもともと弱いうえに、年のせいでさらに劣化してるので

感情の高ぶりを我慢できませんでした

 

映画があまりにも心の琴線に触れてしまったので

帰り道で本屋によって原作小説も買って、その日に読んでしまいました

 

 

久しぶりにここまで何かにはまった気がします

今では「いやあ、いい映画だったなあ」と心の底から賛辞しています

 

そんなわけで

映画と小説を見て気になったこと、思ったことをだらだらと書こうと思います

(ちなみに少なくとももう1回は映画を見直す気でいますw)

 

目次

 

初見で見た映画と小説の感想

浜辺美波と山内桜良

 

桜良という少女がとにかくかわいいんですよね

演じている浜辺美波が元々可愛いのもありますが、桜良という少女も可愛い

 

重い病気を抱えながら、活発で自由奔放に生きていて、毎日を楽しそうに生きている

 人を引き付ける魅力があって、クラスの中心人物なのもうなずけます

 

 

浜辺美波のくるくると変わる表情は非常に魅力的でしたし、中でも笑顔は僕の心を鷲掴みにして離しませんでした

 

やはり彼女は笑顔が一番魅力的だと思います

口角があがっているのもポイント

 

桜良というキャラは非常にラノベのキャラクターにありがちな物語的なしゃべり方をするのですが

 

演技力の賜物か、意外と気にはなりませんでした

浜辺美波の演技力とルックスと声だからこそ桜良というキャラクターが生き生きとしていて

むしろ、演技っぽいセリフやぶりっこっぽいところも、心の底から魅力的に思えました

 

 

今の僕自身はどっちかというと、主人公の志賀君に近いので思わず感情移入してしまいました

正反対の人物である桜良は非常にまぶしい存在であり、住む世界が違う人間でありながらも、対等に接してくれるところに僕もシンクロして引き込まれてしまった気がします

 

 

ぐだぐだ書きましたが、僕が浜辺美波という女優が好きなので

単純にメロメロになっていただけな気もしますが笑

 

 

桜良と「僕」の関係性

この二人の関係は恋愛感情ではないなあというのが素直な映画を見たときの感想です

 

「他の誰でもない自分という存在を必要としてくれる相手」

なんというか友情とか恋愛とかそういう一般的な関係ではなくて

もっと心の深いところでつながった関係

 

利害関係とかではなくて、欲望とかでもなくて

単純に相手のことを想いやれる関係

 

強いて言えば「愛」なのかなあとも思ったりしました

 

 

一般的な恋愛という言葉で表現してしまうのは、二人の関係性の重みに対して

言葉が軽い感じがするんですよね

恋愛では命の重みや人生の重みのような積み重ねてきたものを受け止められない感覚があります

 

二人の間には「好き」という言葉を超越した信頼と欠かすことができない存在感があって魂のレベルで結びついている感じ

 

お互いがお互いに憧れていて、相手を取り入れたいと思っていて

最終的には不可分な関係になってしまう

 

だからこそ「君の膵臓が食べたい」という言葉の意味や重みが、ラストで心に響いてくるのかなと思います

 

 

意外だったのは、小説では桜良は恋愛感情を持っていたということ

確かに恋人関係になるようなカマをかけたりしていましたが、完璧な冗談ではなくて多少は本気だったということですかね

 

 

最後のメール

主人公が最後に送った「君の膵臓を食べたい」というメール

映画では桜良が見たのかどうかは明言されていませんでしたが、小説ではメールを読んでくれていたことに主人公は感動していました

 

僕としては、メールを見たかどうかはあまり重要ではなかったのかなと思います

 

もちろん、桜良がメールを見てくれていて、気持ちが伝わっていたということを

主人公が確認できたことは主人公にとって良かったのは間違いないのですが

 

桜良がメールを見たにしろ、見なかったにしろ

相手のことを思いやったときに、お互いが「君の膵臓を食べたい」という言葉の選択に、二人の精神的な結びつきの強さが表れていた事実だけで十分だったと思います

 

生きること

生きるとは誰かと心を通わせること(関わりあうこと)

 

この言葉は正直なところ、僕の胸に突き刺さりました

 

最近は主人公のように、自分は積極的には人と関わるのを辞めようと思いはじめていたところでした

 

誰からも必要とされていないから、誰も必要としないようにしようと思っていたのですが

それは自分が誰からも必要とされないような関係を選択して作り上げていて

自分がそういう世界を作り上げている、ということを突きつけてくれました

 

流されたのではなく、流されることを選択した

 

もう今更遅いのかもしれませんが、変われるだけ変わっていきたいですね

 

 

もう一つ印象に残ったのは

 

一日の価値は誰にだって同じ

 

という言葉

 

自分は時間があることに甘えていないだろうか

明日死ぬとしても後悔しない人生だっただろうか

 

そう考えたら、言い訳をせずにやりたいことをとにかく懸命にやろうと

心の奥底から力が湧わいてきたように思います

 

 

 

高校生のときにこの映画や小説に出会いたかったというのが正直なところですが

今からでもできることをやりたいと思います

 

エンディングの違い

 

映画版は桜良が死んでから12年後の「僕」がキョウコの結婚式に桜良の遺書を持って行って、「友達になってください」と伝えてエンド

 

小説版は桜良が死んですぐに共病文庫の遺書を見せて「友達になってください」と伝えたものの断られて、結局1年かけて友達になったところでエンド

 

「友達になってください」という言葉の重みは映画版の方が印象的だったけど

物語的には小説版の方が良かったかなという感じです

 

主人公が桜良の存在をきっかけ変わっていこう、という決意をして

12年はさすがに約束を果たすのに長すぎたような気もします

 

せっかく桜良は主人公の一部になったのに、12年経ってようやく再スタートというのは良く考えたら微妙だなあと思います

 

映画を見ているときはそんなことを微塵も思いませんでしたが笑

 

気になったところ

 

・なぜいきなり生徒に12年後の「僕」は桜良との関係を話したのか

良く考えたら、自分からべらべらと話すタイプではなさそうなのに

事細かに説明してあげたのかはよくわかりませんでした

回想という形式をとるために仕方なかったのかもしれませんが

 

・主人公の初恋エピソードが嘘だったこと

おそらく桜良が初恋の人である、という形にしたかったのかなと思ってますが

実際のところどうなんでしょう

 

 

・主人公の性格

原作小説では結構茶目っ気があるのですが、逆に自分は典型的なラノベ主人公っぽさを感じてしまったので

映画のほうが好みの性格でしたね

 

2017 8/27追記

・映画を見ていて見逃していたこと

最初に見たときは、いつ遺書を図書館に仕込んだんだろうと

あとになってから気になったのですが、ちゃんと「僕」と会う前に図書館に寄ってくると、明言していましたね…

 

しかも桜良が図書館で遺書を書いているカットもありました…。

 

多分、ぼろぼろ泣いていたので、後半のクライマックスのところは頭に入っていなかったのかもしれません笑

終わりに

とりあえず今(8/17)の気持ちを書き留めておきたいと思います

また映画を見て、小説を読みなおしたら書き直したりいろいろ気持ちを整理したいですね

 

映画も小説も面白くてとても満足でした

 

来年のアニメ化も結構楽しみです

 

8/27追記

やっぱり2回目を見ても、いい映画だったと思います

原作のストーリーと比べながら見るのも、味わい深いですね

 

恋愛映画のようで、恋愛ではなく

 

自分の殻を破って、自身が望む自身になる

そのために毎日を精一杯努力する

 

という思春期の人にとっては、すごく重要なメッセージが込められていて

心を打たれますね

 

26のおっさんが何言ってんだって感じですけど

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

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【マンガ】 鬼滅の刃の感想・考察・妄想あれこれ【ヒノカミ神楽予想】

2017 7/4追記しました

(予想があたっていてうれしいですね)

 

磨けば光るとネットで話題になってからはや1年

ジャンプで絶賛連載中の「鬼滅の刃」について思うところを書こうと思います

 

1話を読んだときから、独特の絵柄と雰囲気に惹かれて

毎週楽しみに読んでいるのですが、そろそろ看板作品になったと言ってもいいのではないでしょうか

 

 

鬼滅の刃【期間限定無料】 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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鬼滅の刃とは

吾峠呼世晴(通称ワニ先生)による週刊少年ジャンプに連載中のマンガ作品で

2017年6月23日現在、6巻発売されています

 

あらすじとしては

時は大正時代

鬼に家族を惨殺され、唯一生き残った妹も鬼へと変えられてしまった少年、竈門炭治郎が「鬼殺隊」と呼ばれる組織に入隊し様々な人と出会いながら、家族を殺した鬼への復讐と妹を人間に戻すための手がかりを探す旅に出る…

 

そんな感じのストーリーです

 

絵柄は独特で、人によっては下手と感じるかもしれません

ですが、この画風が作品の雰囲気とも合っていて

ぐっと引き込まれる感じがあります

 

 

このマンガの特徴としては

しっかりとした軸を持った個性的なキャラクターとせりふ回し

が非常に面白いです

 

セリフの掛け合いは思わず笑ってしまいますし

本気で訴えている場面では読んでいるこちらにも、その熱が伝わってきます

 

また各キャラクターは個性的でありながらも、人間味があって他のマンガではあまり見ない感じの性格をしているのも面白いですね

 

連載が始まってから、あまり月日が経ってないのもありますが

 

「このキャラはこんな奴じゃなかったのになー」

 

といった不満はありませんし

 

「このキャラならこう動くだろう」というのを大きくは逸脱しないので、読んでいて違和感を感じることはありません

 

まず間違いなく今後売れていくマンガなので、今のうちに追いかけるのをおすすめします

 

感想終わり

 

 

鬼滅の刃の考察・妄想あれこれ

鬼滅の刃で出てきた謎について自分なりに考えてみようと思います

 

 

ヒノカミ神楽とはなんなのか

炭治郎の家系に代々伝わっていると思われる謎の踊り(呼吸法)ですが、これはいったい何なのでしょうか

 

・特徴的な耳飾りと衣装、手には七支刀を持って踊っていること

 

・火の仕事をするから怪我や災いが起きないように「ヒノカミ」様に祈りをささげていること

 

・代々伝えることが約束になっていること

 

・鬼舞辻の過去の回想で同じ耳飾りをつけた剣士が出ており、鬼舞辻が執着していること

 

・炎の呼吸は火の呼吸とは呼んではいけないこと

 

などがわかっています

 

ということで、ネットではヒノカミ神楽とは「火の呼吸」ではないか、という意見を見るのですが、僕は違うと思っています

 

 

以下に、こじつけみたいな理由をつらつらと書いていきます

 

・作中でも繰り返し明記されている通り、鬼を殺せるのは日輪刀で首を切った場合と太陽光にあたった場合であり

(日輪刀は太陽光がたくさんあたる山の上で取れる鉄から精製される)

 

鬼の唯一の弱点は太陽に関するものであることがわかります

これまで様々な呼吸が登場していますが、鬼に対して強力な属性である太陽に関する呼吸はまだ登場していません

 

太陽属性は特別なので、特別な出自の呼吸法では?

 

また通常技名は、呼吸の属性に応じた名前がついていますが

 

ヒノカミ神楽の技名は1つ目こそ円舞ですが

2つ目は碧羅の天であり太陽っぽい名前もついています

 

ヒノカミ神楽は太陽属性の可能性が高い

 

 

・鬼舞辻の回想(おそらく鬼殺隊設立以前)に

ヒノカミ神楽の使い手と思われる剣士が登場しており

鬼舞辻が圧倒されていることから、この姿をしていたものは鬼に対してなんらかの攻撃を行っていたのではないかと推測できます

 

また代々継承しなければならないことから、何か重要な役割を持っている

 

鬼に対してかなり有効な剣術なのでは?

 

 

・炎の呼吸を火の呼吸と呼んではいけないのは

口伝されている「日の呼吸」と混同を防ぐため

 

・耳飾りは日の出のようなデザインとなっており

ヒノカミ神楽が「日の呼吸」だとするとデザイン的にも合う

 

そういうわけで僕は

 

ヒノカミ神楽とは日の呼吸のことであり、鬼殺隊設立以前から伝わる古流剣術ではないか、と考えています

 

 

またこれはかなりこじつけですが

日本で太陽神と言えばアマテラス大御神ですが

この神様の有名なエピソードの1つに天岩戸というものがあります

 

これはアマテラス大御神がいろいろあって天岩戸という洞窟みたいなところにひきこもるのですが

外で宴会をしながら、とある神様が舞を踊って盛り上げて

引きこもってたアマテラスを外に連れ出したみたいな感じのエピソードです

 

そういうわけでヒノカミ神楽の舞の要素と天岩戸で太陽を外に出すための舞で関連性があるのかなあとか思ってます

 

ただヒノカミ神楽が日の呼吸だとすると

・なぜ竈門家は代々炭売りという火に関する仕事についていたのか

・炭治郎が赫灼の子だと褒められたこと

・ヒノカミ神楽のエフェクトに火が出ていること

・禰豆子の血鬼術が「爆血」と完全に炎属性なこと

 

の説明ができないので、普通に火の呼吸の可能性もまだ捨てられません

それに七支刀はいったいどういう役割なのかもわかりませんし

 

 

ただせっかく主人公なんだし、火じゃなくて太陽の方が鬼に対する因縁の技っぽくていいなあという僕の妄想に引っ張られている気もします

 

 

炭治郎の同期のモヒカン君

まだ名前もわからない彼ですが、炭治郎の同期の最後の1人ということでどんなキャラクターか今のうちに想像(妄想)しておこうと思います

 

 

炭治郎の同期は基本的に超感覚能力を持っていることが示唆されています

 

 

炭治郎:嗅覚

善逸:聴覚

伊之助:触覚

カナヲ:視覚(目が違うという描写あり)

 

ということは残るモヒカン君は味覚ということになります

(当主の産屋敷 耀哉が第六感なのかな?)

 

正直、味覚でどう鬼を感知するんだという感じもありますが

あえてここは味覚を活かした能力として

 

鬼を食べて身体能力などを向上させている説

を推しておこうと思います

 

これはかなり描写が薄いのですが、蝶屋敷を訪れたモヒカンに対して

炭治郎は臭いが変わったという描写があり、確か肉体的に結構成長していたような気がします(うろ覚え)

 

珠代さんのような鬼でありながら人間を食べない鬼の臭いが違ったように

人でありながら鬼を食べることで臭いが大きく変化したのではないかと思っています

 

まあ普通に「この苦い雰囲気はやばい」とか言って、普通に嗅覚や聴覚と似たような扱いになる可能性もありますが

 

 

モヒカンの呼吸はてっきり風だと思っていたのですが

本誌の29号で岩柱の悲鳴嶼 行冥さんと一緒にいたので、流派がわからなくなってしまいました

 

 

風柱の不死川 実弥さんと顔の感じが何となく似ているので

不死川家の弟で風の呼吸を会得したものの、兄に反発して別の柱を訪ねて複数の流派を会得するために柱を訪ねまわってるという妄想を最近はしています

 

これだと蝶屋敷→悲鳴嶼さんと柱を訪ねている理由も合致しますし、初登場時に力を欲していたことや、口が悪いことの説明もできるので、いい線いってないかなと期待しています

 

柱に近しい人間という若干カナヲとキャラかぶりするのが難点ですが

 

 

 

終わりに

 

とりあえず、今の自分が気になっている内容について書いてみました

今後、新しい情報が出るたびにちょこちょこ書き加えたりしていこうと思います

 

 

鬼滅の刃を読んだことがない人は面白いので、ぜひ読んでみてください

 

 

2017 7/4追記

 

とうとう煉獄父から炭治郎が「日の呼吸」の継承者であることが明言されましたね!

やはりヒノカミ神楽は日の呼吸だったようです

 

予想がぴったり当たっていてうれしいのですが、日の呼吸は全ての呼吸の基になったというのは、ぼんやりと心の隅にあったのですが、予想にはっきりと書いていなかったのは少し悔しいです笑

 

昔から伝承されている呼吸なら、そうなるのが当然ですもんね

「鬼殺隊の設立以前からある」という予想から、もう一歩踏み込めるように考えておくべきでした…

 

今思えば霞が風の派生はかなりのヒントでしたし、ワニ先生は伏線貼るのがうまいですね

 

 妄想の続きを書きました

www.tachibanashi.com

 

【アニメ】クズの本懐を全部見たので感想

少しブームとかからは遅れたけど

amazonプライムでアニメ「クズの本懐」をすべて見ました

 

www.kuzunohonkai.com

 

好き嫌いははっきりとわかれそうなんですけど、自分はとても面白かったです

見て良かったと思いました

 

ネタバレを多少しながら、感想を書きたいと思います

 

 

欲にまみれた純愛物語

 

wikipediaよりあらすじ

 安楽岡花火と粟屋麦は一見理想の高校生カップル、しかし2人とも他に好きな人がいることを了解しながら一緒にいるのだった。花火は幼いころからお兄ちゃんと慕っていた鐘井鳴海を、麦は昔家庭教師をしてくれた皆川茜が好きだった。それぞれ花火たちの高校の新任教師になった鐘井と茜は次第に距離を縮めていく。それを見守る花火と麦はお互いに似たところがあるのを感じ、お互いを好きにならないこと、どちらかの恋が実ったら別れること、そしてお互いの身体的な欲求にはどんなときでも受け入れることを条件に付き合っている振りをすることになる。

 

クズの本懐 - Wikipedia

 

 

主人公に憧れの人がいて、願いは叶わないとわかっていてもその気持ちが抑えられないというのは、現実でもマンガでもよくあることだと思う

 

本作の主人公の花火と麦にも憧れの人がいた

普通と違うのは、この二人がお互いの傷を癒すために付き合い始めたこと

当然、普通の恋人とも、セフレとも少し異なる

 

やっていること自体はセフレと変わらないのだけど、心は互いに別の人のことを思っている

 

 

各キャラクターの行為自体はタイトルの通りクズそのものだと思う

欲に忠実で、我儘だ

でも、その根底にある気持ちは相手が欲しいという非常にシンプルで純粋なものだったように思う

 

「相手が欲しい」と言っても

・相手の気持ちが欲しい

・そのままの相手が欲しい

・相手が欲しがっているものが欲しい

などキャラクターによって、欲しがり方が異なっているのが面白かった

 

 

各キャラクターの関係性や思考は非常に打算的で

普通の恋愛マンガやアニメではあまり好かれないところが多かった

ただこの作品では逆にそこが魅力的で

なんとかして好かれたい、ダメなら慰めてほしい

 

 

心情や行動がリアルだとは思わないけど

弱いところ、人に見せたくないところ

そういう人間の醜い部分を惜しげもなく晒していたところに

僕の心は強く惹かれた

 

 

ストーリーとしては花火と麦二人の主人公を軸にしながら

 

花火のことを好きな友人 絵鳩 早苗

麦のことを好きな幼馴染 鴎端 のり子

 

といった魅力的なサブキャラクターとの関係が入り混じりながら

自分の気持ちを思い悩み、どう進むのか考え

傷つけ傷つけられながら、自分の思いをなんとか消化していく

そんな感じの少し重苦しい感じの展開をモノローグを中心として淡々と進んでいく

 

ストーリーはいろいろなキャラクターからの視点が入れ替わりながら、少しずつしか進展しないし、あっと驚くイベントも特に何もない

 

どこにでもありそう(やや盛ってるとしても)な日常が刻々と進んでいく中で

気持ちだけが目まぐるしく回っているようで、何も進歩していなくて…

 

文学的な進行の仕方をするアニメでした

 

 

結局、当初の思いが成就したのは鐘井 鳴海だけだったけども

(皆川 茜は自分の気持ちに気づけたってところで、幸せになってるけど)

皆、青春時代の甘くて苦い経験として、思い出の中にそっとしまって生きていくんだろうなと思った

 

普通の恋愛マンガとは違って、好きな人と結ばれるような純粋なハッピーエンドではなかった

まあ、でもこうなるしかないよな、って気持ちと

幸せになってほしかったな、って気持ちが入り混じっている

 

でもこのエンドでよかった、今はそう思っている

 

 

印象に残ったこと

 

一途な最可

 

一番のお気に入りは最可のエピソード

自分にとっての王子様麦は絶対に自分を選ばない

それがわかっていても、自分が好きな相手とデートができる悲しいことだけど、それを人生最高の思い出として生きていく

 

人生最高の夢の中でずっと生きていけるのなら、それでいい

相手のためなら、自分のすべてをささげてもいい

 

それほど好きだ

 

そういう悲痛な覚悟が見ているこっちの胸を突き刺した

 

体を差し出しても、麦は自分に振り向かない

他の女の子にするように求めてくることもしない

特別扱いされてるから、自分の望むものは手に入らない

 

そう気づいて、誰よりもまっすぐ相手のことを見ていた最可の恋は終わりを告げた

 

 

登場人物のなかでも最可の気持ちが一番自分に近しいこともあって

かなり感情移入しながら見ていた

 

特に叶わなくてもともに過ごした時間を一生の思い出にして生きていく姿勢

相手のためにすべてを差し出してもいい覚悟

 

昔、初めて恋したときの自分を見ているようでつらかった

 

 

 

 

皆川 茜の改心と幸せ

結局、一番の勝ち組はこの人かもしれない

 

最終的に遅れてきた初恋をして、幸せをつかんでいるからだ

 

初めは人の心を弄ぶ性悪女として登場し、この人を打倒する感じかと思ったけど 

だんだん内面が明らかになるにつれて、非常に魅力的なキャラクターだと思うようになった

 

相手から搾取したいという気持ち自体は共感できるしね

 

鐘井に惚れた理由はなんとなくわかる

結局、「自分」をまっすぐ見て受け入れてくれた初めての人だったからだろう

自分の価値の基準が他人に依存していた茜にとって、自分のことだけを愛してくれて

自分のことだけを見てくれて、ありのままの自分を受け入れてくれた初めての相手だっただろうから

 

麦は内面に踏み込んだ初めての相手だったかもしれないけど、結局は自分好みに相手を変えたいと望んでいただけだしね(最後そうじゃないと気付いたけど)

 

本作でクズ中のクズだった茜だけど、なんか幸せになってよかったと思う

絶対的に肯定してくれる無償の愛を注いでくれる人がいて、そういう人と過ごしていける幸せを手に入れたのだから

 

 

「浮気をする」と言っていたけど、たぶんもうしないんだろうなと思う

デートくらいはするかもしれないけど、ホテルに連れ込んだりはしないだろうし

心はずっと鐘井のところにあるのだろう

 

 

花火と麦

お互いの不満を埋めるための疑似恋愛関係だった二人

 

結局二人とも失恋して、契約は白紙に戻ってしまった

普通の恋愛マンガなら、最終話でくっつくんだろうと思う

 

けど、このアニメではそうはならなかった

 

 

お互いの弱いところを知っているし、気持ちが0だと言えばうそになる

付き合えるか付き合えないかで言えば前者だろうし、お互いがお互いを大事に思っていて、特別な相手だと思っているのは間違いない

 

でも、今付き合ったとしてもそれは恋愛なのか、と言えば違うだろう

おそらく、当初の傷の舐めあいの延長線上に他ならない

一緒にいると心地よい関係だけど、恋ではない

 

 

だから別れた

 

新しい本当の恋を探すには不要な関係だから

 

 

ひょっとしたら、いつか本当の恋人としてヨリを戻すことがあるかもしれない

でも、そうなるためにも一旦、今の欲を埋めあうだらだらとした関係性をリセットして、また0から始めなければならない

 

前向きだけど、悲しい別れ

ハッピーエンドだけどビターエンド

 

 

茜が麦の思いを突っぱねていたら、付き合っていたんだろうか?

おそらく、どちらにせようまくはいかなかったんじゃないかと思う

 

歪な始まりの関係は、正常な関係に戻すためには終わりを迎える必要があった

これからの二人に幸あれって感じ

 

 

立花の思い

 

初めはエロ半分話題性半分で見始めた

だけど、一気に引き込まれて2日で全部見終わってしまった

 

全体を通じて、すっきりとする展開はない

新開誠の「秒速5センチメートル」のようなウェットな重苦しい展開ばかりだ

 

でもそこがよかった

 

僕はハッピーエンド至上主義者なので

恋愛ものはヒーローとヒロインが両想いになって、幸せな未来を暗示して終了

みたいなべたべたの王道展開が好きだ

 

僕がこういう王道展開が好きなのは、自分は手に入れられない理想の物語だと心の底では理解しているからだ

僕の本性はクズの本懐のような打算的でどうしようもないクズで臆病なところがある

 

だから逆にどっぷりとはまってしまった

なぜか最終話を見て号泣してしまったし 

 

キャラクターの不器用だけど純粋で熱い思いは

恋ってこういうものだったなあ、と自分の中で忘れていた感じを思い出させてくれた

 

相手が好きだからこそ、なんとか振り向いて欲しいという思いも

自分の価値を見出すために何でも欲しいと思うのも

相手に付け込んででも心を通わせたいと思うのも

 

全部、自然な感情だし、非常に共感できてしまったのが

僕がこのアニメに高評価をつけてしまう理由だ

 

多分、嫌いな人は本当にこのアニメは受け付けないと思う

ストーリーだったり、細かいあら探しとかしてしまうだろう

 

でも僕は見てよかった

心の底からそう思える

 

クズの本懐を見終わって、思ったのは恋愛をしたいなということ

 

それも打算的で性欲先行の恋愛じゃなくて

初恋のときのような相手が好きだから好きという感じの熱い思いだけがあるやつ

 

初恋は実らなくて、そのあと幸運にも何人かと付き合ったけど

身が焦げるような思いは自分の中になかった

 

久しぶりにそういう思いをしたい

25歳のおっさんが何言ってんねんって話だけど、相手のことが好きで好きでたまらなくて心が痛い、そういう苦しみを味わいたい

そしてその思いが叶えば、幸せだろうな

 

年甲斐もなく、そんなことを考えた

 

書くことは決めてたはずなのに、また書き始めたらぶれぶれになって

中身もぐっちゃぐちゃになってしまった

 

それだけ心を揺さぶる作品であったことは間違いない

【映画感想】 実写版の咲を見てきた

もうすぐ上映が終わってしまうようなので、急いで実写版の咲を見てきました

大阪のTOHOシネマズでは2月23日に上映が終了してしまうようなので

結構な人数のお客さんがいました

 

 

この咲の実写化プロジェクトは急に告知されて

ギャグかと思っていたらどうやらマジで作るらしい、と咲ファンもびっくりの感じでスタートしました

 

ほとんどの漫画原作の実写化はオリジナル要素がついたり、キャラのイメージと役者があっていなかったりしていたのですが

 

この実写版咲は、ストーリーは完全に原作準拠で配役もキャラに似せよう、という努力がにじみ出ている力作です

 

そもそもターゲット層はどこだったのか

咲ファン以外にも見てもらうつもりだったのか

 

ドラマ版はAmazon プライムで特別編も含めて全て見れるので 

まだ見てないけど、映画を見に行く人はさくっと見ておくと良いと思います

第1話

第1話

 

 

ドラマ版は咲が入部するところから、団体県予選が始まる前までで

清澄メンバーの説明と特訓が主なお話になっていて、映画版はそのあとの団体戦になっています

 

 

映画 咲 saki の感想

 

まず結論から言えば

 

大大大大大満足~~~!!!!

 

って感じでした

 

 

ストーリーは原作そのままなので、余計な不安は感じずに済んだので

純粋に俳優さんの演技を楽しむことができました

 

何回か見返しても絶対満足できる出来なので

もうすぐ上映が終わってしまうのがもったいないですね

 

終わる前に頑張ってもう一回見に行きたいと思います

 

良かったところ

 

 

清澄高校麻雀部が歌うOPの「きみにワルツ」は決して歌がうまいわけではないんですが、この映画の雰囲気にあっていてよかったです

 

EDのNO MORE CRYも青春!って感じがして、映画が終わっても爽やかな気持ちになれました

EDが流れているときは、出演者のオフカットとかが映っているんですけど

みんな楽しそうにしているところが良かったですね

 

僕もあの中に混ざって麻雀したい

 

 

正直、配役を見たときにイメージと違うなーって人は何人かいたんですけど

映画の中で実際に動いているところを見ると、キャラのイメージそのままなので俳優さんってやっぱすごいですねw

 

 

特にモモとゆみは自分の中で違和感MAXだったのですが

あれは、完全にモモとゆみでしたね

特にモモは声がアニメにそっくりで、モモって実際にいたらこんな感じなんだろうというのを体現してました

 

久も原作やアニメとキャラが全く違っていて、演技も棒読み気味だったのもあって苦手だったのですが

見ているうちに「こんな久もありかな」って思えるくらいにはまっていました

映画版だと「女の子」って感じがすごくあります

ふたつ結びがめっちゃ可愛い

 

 

衣はアニメだと可愛い化け物って感じでしたが

映画版ではラスボスのオーラがあふれていてよかったです

 

他にも睦月や純、福路キャプテンや国広一など

もともとそれなりにイメージ通りだったキャラも映画版での演技を見ると

どんどんキャラにはまっていって、もう適役としか言いようがなかったです

特に咲がめっちゃ可愛い

 

闘もところどころ過剰な動きもありますが

おおむね普通ですし、咲や衣の特殊エフェクトの再現もよかったです

 

衣がハイテイのときに掌で牌をくるっと回転させるのが好きでした

 

 

悪かったところ

 

 

特にこれは致命的にダメ!って部分はなかったのですが、残念だなあって思う部分がちらほらありました

 

おそらく時間の都合上仕方なかったのだと思いますが

全体的に駆け足気味でせっかくあんなにキャラに寄せているのにセリフがほとんどなかったり、エピソードやセリフが削られていたり、というのがありました

 

 

主に削られたエピソードやセリフとしてはエトペンが盗まれるくだり・久の前の名字・国広一のすり替え描写・久のカラテンリーチ・池田の「振り込まない、あがらせない、だけどひたすらテンパイして流局」あたりですかね

 

特に僕は久が好きなので

カラテンリーチがなかったり

ドラ1mの地獄単騎が伝わりにくかったり

そのときの「通らないな」があんまり性格悪そうじゃなかったり

文堂さんの葛藤するセリフが削られていたり

アクロバティックツモで盲牌をしていなかったり

といった部分が気になりました(細かいですよねすみませんw)

 

また、ところどころ描写が削られているために、原作を読んでいないと話についていけないところがありました

 

例えば、文堂さんのときの久の地獄単騎を受けて、「咲も地獄単騎?」というセリフがあります

 

上でも書いたのですが、原作では文堂さんのドラ1mが地獄単騎であり、切り順などから放銃する確率は非常に低いことを考慮しているモノローグが削られているために

その後の展開がわかりにくくなってしまっています

(まああんまり気にするところではないですけど)

 

 他にも衣の支配の描写や、わざと手を安くして風越を飛ばさなかったところは説明がなかったので、原作未読だときついですね

 

 

あとは池田への違和感がどうしても最後まで残ったままでした

僕がアニメ版にひきずられているせいもあるのですが

もう少し元気でずうずうしい感じでいってほしかったです

 

「リーチせずにはいられないな」とかはふてぶてしく言うのを聞きたかったw

 

 

 

まとめ

 

咲ファンなら絶対楽しめるので、一度は視聴したほうがいいですね

原作未読だと楽しめるかはわからないのですが、これを機にファンが増えてくれるといいな、と思います

 

出演者はみんなとてもかわいかったので、心が浄化されました 

久しぶりにかわいい女の子を見て胸のときめきがとまらなくりましたね笑