いつもは実家か下宿先で寝ているだけのお正月を過ごす自分ですが
今年の年明けは東京で過ごしました
というのも、日本武道館で行われる
私立恵比寿中学迎春大学芸会 ~forever aiai~
私立恵比寿中学新春大学芸会 ~ebichu pride~
を観てきたからです
ここしばらく、これを見るためだけに生きてきたと言っても過言ではないくらい日々の活動のモチベーションの源でした
ただ自分にエビ中の存在を教えてくれたぁぃぁぃがいなくなってしまうライブでもあったし
6人になったエビ中のスタートを切るライブでもあったので
楽しみでもあり、不安でもあり…
エビ中を好きになってから日が浅い自分にとっては
これがぁぃぁぃがいる最初で最後の大学芸会だったので
どんな気持ちになるかはわからなかったけど、とりあえずライブは楽しもうと心に決めて観てきました
とりあえず今回はforever aiaiの感想を
私立恵比寿中学迎春大学芸会 ~forever aiai~
メンバーが色々なキャラを作ったVTRで自己紹介が入って始まって
ものすごく違和感というか、見ているこっちとしても居心地が悪いというか、むずがゆいというか
正直なところ「え?このままいくの?」って感じの演出でした
まあ、これもぁぃぁぃの思惑にまんまとはまってしまっているわけですが笑
個人的には好きな「売れたいエモーション!」と「YELL」が聞けてうれしかったです
特に売れたいエモーション!は、秋ツアーの大阪で奇跡的に聞けたのですが
正直、もう二度と7人で歌っているところを見られるとは思ってなかったので
コール含めて精一杯聞いてきました
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
インタビュー記事でたまに触れられてたけど
理想のアイドルでいようとして自分の気持ちを素直に表現することができずしんどい思いをしたことと、それでも応援してくれる人のために頑張ってきたこと
ぁぃぁぃが経験してきたこの2つの思いの間の葛藤がテーマで
ぁぃぁぃが思う職業「アイドル」であることの苦しさを表現した箇所なのかなと思っています
ぁぃぁぃにとっては「アイドルとは自分を偽って、人を幸せにする職業」で
そのためにはファンから求められてる「自分」を演じ続ける必要があって
楽しい気持ちもあったけど、そういうのに疲れたから転校することにしたんだと感じました
だから、演出としてはメンバーも全員過度なキャラクター付けをして、MCも全部口パクにして理想のアイドルを演じてもらい、見ている人には違和感となんとなく求めているのはこれじゃない感を与えるのが目的だったのかなーと思ってます
もう一つの目的としては次以降のパートへの前振りでもありながら
エビ中にはこういうキャラクターを作ったアイドルにはなってほしくないというメッセージでもあったのかなと思います
エビ中はありのままの自分を出せるグループでいてほしい
彼女のQJのインタビューで自分の思うエビ中像と運営のエビ中像が乖離してきたことを匂わす発言がありましたが
彼女にとってはエビ中の魅力は
歌やダンスを魅せるグループではなく
「いつまでも変わらない中学生」なグループだったのだと思います
キレキレのダンスと音程が揃った歌ではなくて
そこそこのダンスと歌でファンもアイドルも楽しんでいけるような関係性が好きだったんじゃないかと
当然、年齢があがっていくと、いつまでも学芸会でいくわけにはいかないので
クオリティは挙げていかざるをえないんですが、残りの6人にはそれでもコンセプトの中学生を忘れず、自分のように気持ちに嘘はつかずにアイドルを続けてほしいってことなのかな、と
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いったん不安にさせておいてから、もう一度VTRが流れて
「このままだとエビ中らしくない」を合図にマントを脱ぎ捨てて
おなじみのebitureが流れて、ようやくいつものエビ中のライブがスタート
理想の作られたエビ中から、いつものエビ中への切り替わりはすごくよかったと思います
ebitureを途中に持ってくるために、前振りと合わせてすごく印象的な演出でしたし
真のエビ中のライブの一発目がMISSION SURVIVORなのもよかったです
タオルぶんぶん回して、テンションが上がりました
その次の大漁恵比寿節は、最近は秋田分校専用曲となっていたらしいので
生で聞けるとは思っておらず、これだけでも来てよかったと思います
金八DANCE MUSICの銀テープ連射は楽しすぎて笑っちゃいましたね
ぁぃぁぃがどうしてもやりたかった気持ちもよくわかります
サビのリズムに合わせて打ちまくったらそりゃ楽しいよなあって感じでした
自分は1階席だったので、まだ出てくるwwwwって感じで眺めてました
そして、ぁぃぁぃの素敵なサプライズ
「いつかのメイドインジャピャ~ン」
自分が本格的にはまったのは松野さんが亡くなった後なので
映像の中でしか彼女の姿を見ることができていません
正直なところ、昔から応援してきたファミリーと同じ気持ちで曲を聞けたわけではないと思います
それでも、ファンのために4人で歌っている姿を見せてくれたぁぃぁぃには感謝です
そして定番のサドンデスはとにかくぁぃぁぃコールが楽しかったです
他にもCHAN-CHARA-CHAN、まっすぐ、放課後ゲタ箱ロッケンロールMXなんかの好きな曲も聞けて満足でした
ぁぃぁぃの転校公演なんだから、もっとぁぃぁぃ色を前面に押し出しても良いのに、とは思いましたが、エビ中のことを考えているぁぃぁぃだからこそ普通の学芸会と言われても違和感のないセトリに仕上げたんだと思います
アンコールはぁぃぁぃイメージが強い曲目でしたね
これで最後だとわかっているからこそ、全力で聞くことができました
ラブリースマイリーベイビーは人との別れがあった後、その人は元気にしてるかな? 落ち込んでも君ならきっと大丈夫ってことを歌っている曲だと思っています
この歌詞がぁぃぁぃの転校と短い間だったけど応援してきた自分と重なってしまって
公演前からラストに来るだろうと予想してたのですが、心の準備をしていても自然と涙ぐんでしまいました
ダブルアンコールのシンガロン・シンガソンはヤスがいきなり歌詞を噛んだりしてましたが、楽しくぁぃぁぃのお気に入りの曲でおわりって感じで良かったと思います
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
仮契約のシンデレラやハイタテキなどの人気曲や
初期の曲が少なかったり、ソロ曲がなかったのが印象的なセトリでした
本人が語っている通り
ぁぃぁぃ本人の転校より、転校後のエビ中にフォーカスを当てたためだと思われます
ただ電車のやつは長いので仕方ないとしても、コミックガール(のソロ)と仮契約は聞きたかったなと思いました
ぁぃぁぃフィーチャー曲なので、今後は公演する回数も減るでしょうし…
仮契約は「私と契約してください」の部分は最後に聞きたかったなあ…
大漁恵比寿節やラブリースマイリーベイビー、放課後ゲタ箱ロッケンロールMXなどのぁぃぁぃが映える曲とぁぃぁぃ本人が好きな曲とファンがぁぃぁぃに歌って欲しい曲がバランスよく入った最後のライブとしていいセトリだったと思います
本当に生で見ることができてよかったです
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
公演では転校の雰囲気は全くなくて、むしろ普通の楽しい学芸会でしたが
心の内を明かすのはあまり好きではなさそうなぁぃぁぃがエビ中への思いを語って涙を流しているところは自分にもぐっときました
もっとエビ中のことを応援してほしい、6人のことをもっと知ってほしい、と言っていましたが、確かにエビ中にはまる前はエビ中=ぁぃぁぃのイメージで、他のメンバーのことは全く知りませんでした
はまった今だからこそ、どの子もいい子で魅力的だと思うんですが
はまらないとわからないのは確かにもったいないなあとも思います
好きだからこそ、もっと外に向かってアピールしてほしいし
メンバーはそれができる実力もあるはず
とぁぃぁぃが思うのも無理はありません
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
きっと彼女にそういう意図はなかったとは思うのですが
テーマが推し変だったり、パンフレットのインタビューや最後の挨拶に
「これからは自分のことは忘れて、他の人のことを精一杯応援してくれ」
みたいな雰囲気が見え隠れした気がしたのが少し悲しかったですね
もちろん、はまったばっかりだったし、もっとアイドル廣田あいかを見たくなかったというのは嘘になってしまうのですが、エビ中からいなくなったとしても応援したい気持ちには変わりはないです
ただなんとなく「これからは住む世界が変わるし」とやんわりと拒絶された気がしたのが少し心に引っかかったというか…
え?これからも普通に応援させてよ、と感じたんですけど
敷かれたレールありきじゃなくて、0からクリエイターとして再出発をやりたいし
そのためにはアイドル廣田あいかの延長で見られたくないんだろうなとも思いました
これは自分が物事や発言をネガティブに捉えてしまう悪い癖のせいなんで
自分の気の持ちようしだいなんですけどね
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
元々名前だけは知っていて、実写咲を機に本格的にはまって
短い間でしたが、アイドルのぁぃぁぃを見ることができて楽しかったです
ファンになってよかったです
アイドル、お疲れさまでした
そして、これからも頑張ってください
廣田あいかさんのことはこれからも応援していきます